ホームページ移設で、作業前に確認したい4つのこと

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「ホームページを別のサーバーへ移したい。でも、何を渡せばよいのか、メールは止まらないか、どこまで確認すればよいのか分からない」

移設の相談では、こうした不安から始まることが少なくありません。ホームページの移設は、画面を新しい場所へコピーするだけの作業ではありません。ドメイン、サーバー、メール、CMS、外部サービスなど、普段は意識しない設定がつながっています。

そのため、最初に大切なのは、専門用語を全部理解することではなく、どの設定が、誰の管理下にあり、止まると何に影響するかを整理することです。

ここでは、移設前の打ち合わせで先に確認したい4つの場所を紹介します。分からない項目があっても大丈夫です。空欄のまま持ち寄り、確認する順番を決めれば進められます。

1. ドメインとDNSの管理場所を確認する

まず確認したいのは、会社名やサービス名に使っているURLを、どの会社の管理画面で管理しているかです。ここが分からないと、公開先を切り替える作業や、メール設定の確認が進めにくくなります。

打ち合わせでは、次の3点が分かれば十分です。

  • 現在使っているホームページのURL
  • ドメインを契約している会社、または管理している担当者
  • ログインできる担当者が社内にいるか

この時点でパスワードを共有する必要はありません。まずは「誰が管理しているか」「確認できる状態か」を確かめます。必要な操作が出たときは、担当者自身で操作する、招待機能で権限を渡すなど、安全な方法を選びます。

2. サーバーとCMSの状態を把握する

次に、現在のホームページがどのサーバーで動いているか、WordPressなどのCMSを使っているかを確認します。

移設の範囲は、見えているページだけとは限りません。お問い合わせフォーム、画像、記事、管理画面、データベース、予約やアクセス解析との連携など、動いている仕組みを把握してから対象を決めます。

ここで大事なのは、「全部を新しい環境へ持っていく」と決めつけないことです。古い記事や不要な機能が混ざっているなら、移設を機に整理したほうが保守しやすくなる場合もあります。

まずは、次のように分けて見ます。

  • そのまま残すページと機能
  • 作り直すページと機能
  • 今回は対象外にするもの

この区分があると、見積もりやスケジュールも、必要な作業に合わせて考えやすくなります。

3. メールをどう扱うかを先に決める

移設で最も不安になりやすいのが、独自ドメインのメールです。ホームページとメールは別のサービスで動いていることもありますが、DNS設定は共通していることがあります。

「ホームページだけを移すのか」「メールも一緒に見直すのか」を最初に分けておくと、作業中の行き違いを減らせます。

確認したいのは、たとえば次の点です。

  • info@などの独自ドメインメールを使っているか
  • メールを利用している人や端末がどのくらいあるか
  • 切替作業を行いやすい曜日や時間帯はいつか

メール移行が不要なら、不要と明記することも大切です。対象外を先に決めることで、想定していなかった作業や停止リスクを減らせます。

4. バックアップ、切替、戻す判断を決める

公開切替の日に最も重要なのは、「うまくいかなかったらどう戻すか」を先に決めておくことです。

移設前には、現在のサイトのデータと設定をバックアップします。そのうえで、テスト環境で表示やフォームを確認し、本番公開のタイミングを決めます。

事前に合意しておくとよいのは、次の3点です。

  • 旧環境をいつまで残すか
  • 公開切替を行う日時と、確認する人
  • 問題が見つかったときに、旧環境へ戻す判断を誰がするか

「何かあれば戻します」だけでは、現場では判断に迷います。戻す条件と連絡先を短くても書いておくと、作業する側も依頼する側も落ち着いて確認できます。

移設は、確認の順番を整える仕事です

ホームページ移設は、技術だけで完結するものではありません。どこまで移すか、誰が確認するか、どの時間帯なら影響が少ないかを、事業の状況に合わせて決める必要があります。

だからこそ、最初の打ち合わせで決めきれない項目があっても問題ありません。分かっていること、後で確認すること、今回の対象外を分ければ、必要な準備が見えてきます。

和-Nodeでは、移設前に現在の環境、メールの扱い、移設範囲、切替後の保守までを一緒に整理します。パスワードや顧客データをヒアリングシートへ記入する必要はありません。必要な情報は、安全な方法を相談して扱います。

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